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海の向こうで孤独にピアノに励む日常

ピアノ再開! ピアノが大好きな主婦のピアノ日記

キーシンが語る自身のコンクール出場のエピソード  



世間のコンクールの話題からは随分 乗り遅れて
しまいましたが、少し前に ある興味深い記事を
見つけたのでご紹介です~。

それは あの巨匠キーシンが 子供時代に
コンクールに出た時の経験を語るというレアもの!

あのキーシンがコンクールに出場していた⁉︎

以下、キーシンの自身の
コンクール経験を語った内容です。(インタビューは英語 日本語に要約してみました)
(ちょっと長いですが 面白いです。)



***************************
キーシン :

「コンクールに参加した事あるかって?

・・・・いいえ 参加した事はありません

・・・・でも 一つの例外を除いてはね。」

「グネシン音楽院の3年生の時に 学校の

オーケストラの指揮者から、カントール先生の方に

学校内でコンクールをするので 僕に

出て見ないかとの話があったのです。

課題曲は バッハの キーボードコンチェルト ニ短調の1楽章。

優勝者は 学校のコンサートでオーケストラと共演する

機会を与えられる。

コンクールが行われるのは10月。

という事で、課題曲を習得するようにと

カントール先生に言われ、

夏の間 練習したのです。

9月に 学校が始まってカントール先生の

前で課題曲を弾くと

「ま、これはいいでしょう。じゃあ 新しい曲に進みましょう。」

と先生。 すっかりコンクールの事は忘れてたようでした。

数週間後、指揮者から カントール先生に

「どうして ジェンヤ (エフゲニーの愛称) は

リハーサルに来てないのか?

ほかの出場者はみんな来てて、もうオーケストラと

リハーサルしてますよ。」

と連絡が入る。

はっとしたカントール先生、急いで 僕のお母さん

に電話して その事を説明。

この時が 土曜日で コンクールは水曜日だったので

直ぐに 僕に課題曲に取り組ませる様にとの事。

僕は急いで練習を始めました。


水曜日が来て、本番の前に初めてオーケストラと

合わせる時が来ました。

でも、それまで オーケストラと弾いた経験なんて

一度もなかったので、

一体 どうしていいか分かりません。

それで オーケストラの音 は聞かないし、指揮者の事さえも見ないで

自由勝手に弾きました。

結果は “ disaster! “ (直訳は 災害とか 惨事ですが)

とってもひどかった



勧めたはずの 指揮者も

「まだジェンヤは小さいし、無理でしたかね・・・・・」なんて。

しかし 以前から 僕の事を目にかけてくれてた 音楽院の学院長が


「たかが 学校の コンクールなんだから ジェンヤを参加させてあげて」

と押してくれて 参加する事になったのです。


リハーサルが終わり 本番で 弾く順番はくじで決める事に

なってて、僕は 1番のくじを引いてしまいました。

それを 知ったカントール先生。

「一番は良くないですね。

ほかの人の演奏を聞いた方が勉強になるから

誰かと順番を代わってもらいましょう」

運良く 一番最後の番号くじを持っていた女生徒と

交換する事が出来て・・・

そして コンクールが始まりました。

僕の隣に座ったカントール先生は、 他の生徒が

演奏する間 演奏の悪い所 直す所などを 僕に指摘しました。


そして、自分の番が来て、弾いて・・・・・・

・・・・優勝しました。


後日 学校のコンサートでオーケストラと共演した時は

ちゃんとオーケストラの音も聞きましたし、

指揮者の方も見ました (笑)


*********

「これが僕にとっての最初で最期のコンクールの経験です。」

と締めくくったキーシン。

そのコンサートは 録音されて、ラジオでも放送された。

そのレコーディングを キーシンは持っているそう。

そのレコーディングを聞いた感想に、

「10歳にしては悪くない演奏でした」と笑うキーシン。

お茶目な面を見せるキーシンなのでした。


10歳のキーシンがどんな演奏をしたのか

ぜひ聞いてみたいものです。

その後の 「コンクールについてどう思うか」

という質問には、

演奏は 人と比べるというより 自分の演奏と比べるべきだ。

最近は 大きなピアノコンクールの審査員にと よく頼まれるが、

(時間を取られるので) それよりその時間を 自分のレパートリー

を増やす時間に費やしたいという様な事を言ってました。


いつも思うのですが、キーシンの話し方は

とても哲学的だなと思います。

そして真面目で 人の良さが話し方に現れている。

このインタビューでは、丁寧に 細かい情報も入っていて

キーシンって 話好きなんだな~ (&少し暴走気味にになることも・・・)

(↑ そういえば カーネギーホールで 私に日本語で話しかけて
来た時も 暴走気味だったかも~)

課題曲の バッハの協奏曲は 私の大好きな曲、夢の曲です。

キーシンの演奏はありませんが 大好きなグールドの演奏をどうぞ!




(バーンスタインの説明があって実際に演奏が始まるのは 5:10ぐらいから)




Posted on 2018/12/08 Sat. 06:05 [edit]

category: 好きなピアニスト情報

thread: ピアノ - janre: 音楽

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感情表現 ショパンの場合とバッハの場合  


1ヶ月プラスぶりに行ったレッスン記です (*^_^*)



イタリア協奏曲3楽章


バッハ大先生の速度指定は presto! ですけど 、
まだアンダンテぐらいでヨタヨタで弾いてるこの私。

いつものように 先生、私の横にぴったりくっついて 盛り上がるところとか、
体を乗り出してくるので いつも間違えない所でも間違えてしまう(*'▽'*)

一通り弾き終わると 「待ってました~」とばかりに先生の注意が入る。

まず冒頭の 第1音から 第二音の弾き方にメス!

「ここは音符通りに弾くだけではダメです。
ファで勢いつけて (第二音の) ファに着地。
そのつながりを感じで下さい。
2音の間に 音の空間はないと思って」

そのあとの 2小節はどのようにシェイプして弾きたいのか聞かれる。

25小節からの 左がメインになる所、右手を目立たないように弾いてたら、

「メインじゃないからって なんとなく弾いたらダメです。
(25小節のミドレ~)
平坦に弾かないで。ミ♭意味がありますよ!」

31小節のからの左、8分音符のメロディーラインを出してというのは
頭ではわかっていたのですが、どうもドタドタと
全部の8分音符を同じ強さで弾いてたらしい。

注意して音を聴きながら 弾いてみると まさにそうでした。
ここでも自分で出す音を聞いてるようで 聞いてないんだなと反省。

ヒアノの演奏を聴いてて 音楽的で上手なって思う人の演奏って、
注意深く 自分の音を聞いてるんだろうなと再認識。

何声部あろうと 全部の声部を聞けるようにならなければ!

「そしてこの楽章 調性が 変わっていくでしょう。
最初は Fメジャーで始まって、Cに発展して そのあとはDマイナーになったり。
調性によって 響きが違うのを 感じて。
同じような弾き方で弾いたらつまらない。
調性ごとに 違う大陸、違う国だと思って弾いて見て!」

なるほど、先生調性を地域に例えるとは、なるほど~って納得しました。


2楽章

これも 一小節の 左のソロのところでストップがかかる。
前回先生に言われた 「まだ幕が 上がる前の暗いステージ」
をイメージして 静かに弾いたつもり。

ここでも 私は 自分の音を聞いてるようで聞いてないということが 発覚。


「(3度の和音で上がっていく所)細切れじゃなくて
2小節目の最初の音に向けて 繋げて弾いて」

私は ピアノで 上の音を 出そうと一生懸命で
音がブツ切れになってるのは気がつかなかった。

「それに ショパンのような 抑揚で弾いてはいけませんが、
のっぺらぼうに弾いていいわけでもありません。
バッハの音楽にも 感情、抑揚はあるんです。
でもそれが抑えて表現される事で 逆にもっと強くなるし、神秘的なのです。」

私 「う~ん ちょっと難しいな~」という顔をしてたのか、


「ショパンの時は そのまま出してもいいけど (大げさくらいにだ)、
バッハの場合 感情はあるけど、
それを顔に出さないで すました顔をしてるって感じね!」

そうすると ショパンは 芸術家、バッハは 哲学者って感じかな~

それにしても先生の例えは毎回面白いです。



ショパン エチュード 大洋

これは ほとんど練習ができてない、というより ミスタッチが多すぎて、
先にこのまま進んだらミスタッチだらけで終わってしまいそうなので、
あえて、最初のフレーズ 8小節までを繰り返し練習してるところです。

「先は?」と先生に聞かれて、「ミスタッチが多すぎて 先に進めません」

と言うと 練習の仕方をちょっと一緒にやってくれました。

~ ゆっくり片手にづつ全部フォルテで弾く
~ リズムを変えて
~ 間違えないで弾けるまで次のコードに進まない
・・・など

同音で 1と5を入れ替えて素早く弾くのが難しいですが、そこは

「バレエの動きを習う時のように、スローモーションで
どのように手や指が動けばいいか じっくり観察するのです」

先生の例えにはよくバレエも出てくるんですよね〜


まだ時間が残ってたので 最後はイタ協の1楽章を一回弾いて
レッスンは終了になりました。


イタリア協奏曲も大洋も まだ弾くのに必死で
体ガチガチになりながら弾いてるので
弾いた後すごく疲れます。

プロのピアニストのように (見かけだけでも)優雅に楽しそうに弾けるように
なりたいものです(*'▽'*)






Posted on 2018/10/30 Tue. 10:48 [edit]

category: レッスン

thread: ピアノ - janre: 音楽

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