海の向こうで孤独にピアノに励む日常

ピアノ再開! ピアノが大好きな主婦のピアノ日記

チョソンジンのN Y デビュー盛況に終わる  


レストランを出て、会場に着いた時は、もう7:30を過ぎていたのに
入り口には チケットと手にした人々の長蛇の列。
「あれ、8時開演じゃないの? 普通だったら もう 大部分が会場に入ってるはずよね~」
なんて話しながら 混雑した 入り口を抜ける。
チケットを 見せると 「5 stairs up!」 と言われ
はーはー言いながら 混雑した階段を5階ぐらい上がって
やっと自分の席についた💦
席はドレスサークルなのでずいぶんステージを見下ろす席。

IMG_4298.jpg>
高所恐怖症の私にはちょっと怖い場所

ホールを見渡すと、すでにほとんど満席。
席はソールドアウトという事。
さすが、ショパンコンクール一位獲得者! ニューヨークデビューということで
みんなまずは一見にしかずって感じで来たのかな。


一曲目は ベルグ (1885ー1935) のピアノソナタ1番

初めて聞く曲。というか 作曲家の事も無知のまま リサイタルに臨んでしまいました。
聴いた感じでは コンテンポラリーなのでつかみどころのない音楽。(私にとってはです)
後に プログラムを読んでみると ベルグは 「ウイーンモダニストでは一番のロマンチック (ロマン派)
勉強不足なので この和訳には自信がないのですが・・・
シェーエンベルグは彼の弟子で ベルグのことを「従来の 形式、ハーモニー、
メロディーなどにこだわらないで 彼のパーソナリティに基づいた作曲した」
と言ったそうです。

シューベルトのソナタ19番 D.958 C minor

死期が近い時に作曲されたというソナタでは最後の3目曲の一曲とだけあって
なんか ずしずしと 何かが迫ってくるような 曲。
でも シューベルトなので 重くはなく、歌手が語りかけるように歌ってるように感じた。

初めて聞いた曲なので チョさんの演奏と他のピアニストの演奏を
比べることはできなかったのですが
とてもリリカルに演奏されてると思いました。

そして、休憩の後は 私のお待ちかねの

ショパン 24のプレリュード op.28

正統なショパン弾きだなと感じました。
私も弾いた事のある雨だれは 第二テーマの暗いところも
思ったよりおとなしく弾いてたな~思えば、
最後のop.28-24 Dminor は 激しい、激しい!
最後の低音をを 「バーン」と弾くところは
イスの一番左端によって、座ってる位置から90度回転したような
(背中を観客席に向けるような)感じでフィニッシュ。
今にも椅子から落ちそう! とまではいきませんが、それまでほとんど
身体を動かすことなく 姿勢正しく弾いてたのでびっくりした。
ショパンが作曲したとは思えないほど 最初から最後まで激しいこの曲。
かっこいい! の一言に尽きます。
いつか弾いてみたいな〜 死ぬまでに弾けるかな? きっと無理でしょう。悲しい事に・・(ToT)/~~~

やはりショパンはいいな。

IMG_4300.jpg

アンコールは:

☆ ドビッシー 月の光
☆ ショパンバラード 1番
☆ バッハ フランス組曲5番からサラバンド

私の一番気に入ったのは バッハでした。
ほとんどペダルも使わずに弾かれてましたが、なんとレガートで音が響くこと。
ピアニシモの音が特に美しかった。

韓国人のピアニストとあって、観客はたぶん80パーセントぐらいは韓国の方みたいでした。
私の席の周りも韓国のおばちゃんだらけで、飛び交う言葉は韓国語。
たぶん 韓国からツアーでわざわざきたおばちゃんがたもいるだろうな。
あの韓国パワーは凄かったなと思いながら
家路につきました。



Posted on 2017/02/28 Tue. 11:10 [edit]

category: コンサート

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練習は1日3時間 〜クライバーン予選でのテイファニープーン  



クライバーンピアノコンクールといえば 2009年に 我が日本人である 辻井伸行さんが見事優勝を果たして 世界的にも 脚光を浴びましたね。
今年もテキサス州のフォートワースという町で開催されます。
4年おきのコンクール、アメリカの大統領選の年と重なるように なってますね。(豆知識!)

5月の本選に控えて 地区予選というのが世界各地であったようで (残念ながら日本ではどうなんでしょう?)
ニューヨークでの予選をちょっと見てきました。

ニューヨークでは 5日間開催。プログラムを見ると 90%がアジア系の名前!
その中に YouTubeでみたことあるテイファニープーン ちゃんの名前も。
彼女、かなりの数の 動画をアップしてるので名前は知ってたのですが、
「才能がある子なんだな」ぐらいで 彼女の演奏じっくり聞いたことはなかった。
でも唯一の知っている名前だったので 「どんな演奏をするのかな」と楽しみに出かけました。

一緒に行ったのは、あるピアノのコンサートでナンパして(!) 友達になった韓国人Kちゃん。
「待ち合わせて 10:30に会場に到着。
会場は 「え〜 ここで弾くの~?」って感じの少しさびれた、とある大学の講堂。
狭いステージには スタインウェイのグランドがバ~ンと置いてある。フルコンサートグランドではないけど 一応長いグランドピアノ。

最初のコンテスタントが 弾き終わると 次は テファニーの演奏。
実は その前の インターミッションで 、トイレに行った時 、素敵なドレスを身にまとった彼女と遭遇。
「you look beautiful. Good luck❗️」と声をかけると「thank you」 と返してくれたものの、
かなり緊張してるのか ひきつった 顔つきでした。

ホールに戻ると さっきは 観客席も人がちらほらだったのに、
私がトイレに行っている間に 席がかなり埋め尽くされてます。
さすが YouTubeに色々アップしてるので ファンも多しかな?

第1曲は ショパンのノクターン 55ー2。

最初の1音で度肝抜かれました。魂が入った音でした。
弾き進めて行くうちにどんどん彼女の演奏に引き込まれます。
そしてすごい集中力と気迫で 自分の世界に入っての演奏。
さっきトイレの前で見たときは すごく緊張している面向きだったのに、もうそんな緊張は みじんも見れません。
そのあとのハイドンのソナタも素晴らしかったし、
最後に、弾いた リスト作曲の「モーツアルトのドンジョバンニの回想」
長い 超絶技巧の曲をドラマテイックに弾ききって、弾き終わったら 会場 から ブラボーの嵐が。
リストの曲ってやたら 音が多くて さもすると 爆音で どんなメロディだかわからないような演奏もありますが、彼女の演奏は はっきりと旋律が歌えて 聞き入りました。
全体的な構成力も素晴らしかった。

「こんなにすごい子だったなんて~」いうのが 感想。

ちなみにこんな曲。(6年前の演奏)



次のコンテスタントも この曲を弾きましたが 、観客の脚光を浴びたテイファニーの後でちょっとかわいそう。
でも 同じ曲なのに 弾く人がでこんなに変わるとは。
同じピアノで弾くのに 音色も全然違って聞こえました。

ところで、テイファニーの演奏の後で トイレに立ったKちゃん。
荷物置いたまま、次のセッッションが始まっても帰って来ません。
結局 最後の曲を弾き終わって 会場のドアが開くまで 帰って来ませんでした。

「どうしたの~?」って聞いたら、

「テファニーと彼女のお母さんにあって 話こんじゃった」と興奮気味のKちゃん。

要は、質問攻めにしてたわけですが (笑

香港に在住の テファニーちゃんの家族は 音楽家がいるわけでもなく ごく普通の 家族だそう。

「どうやって自分でピアノの才能があるのではないかと気づきましたか?」

との質問に、「ピアノを習う前から 指でいろんなところを押すのが 好きだった」という テファニーちゃん。家の中の家具から 物まで 指で押して感触を楽しんでたそう。

それで才能があると思ったというのは 面白いですね。

習い始めて 長い間、別にピアノに特別に集中するわけでもなく、普通の子供時代を送っていたいう彼女。
真剣にピアニストになりたいと考え始めたのは、人前で演奏すると、彼女の演奏を聞いた人達が みんな すごく感動してくれて、
「そんなに 喜んでくれるなら もっと人前で弾きたい」と思ったからだとか。

現在 ジュリアード音楽院に通う彼女。「練習は一日 何時間ぐらい?」との質問に
「ん~ だいたい3時間ぐらいです。」と。
1日7 〜 8 時間ぐらい練習してるかなと思ったので これも意外。
でもあのショパン先生だって 弟子たちに 「3時間以上練習してはいけません」って 言っていたそうなので ちゃんと集中して 効果的に練習すれば それで十分なのかもですね。

実際のテファニーちゃんの演奏を見て、聞いて、集中の仕方とか、鍵盤のタッチの仕方とか、手首や腕の使い方とか、音楽のクライマックスへの持って行きかたとか 色々勉強になりました。

予選の後は 韓国料理を食べに行って 楽しい1日でした。


私も いろんな 家の中の物を 指で押したら ピアノが上手になるかしら・・・・・(笑







Posted on 2017/02/15 Wed. 21:09 [edit]

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フジコさんの演奏  



あの『奇跡のピアニスト』 フジコヘミングさんのニューヨークリサイタルに

行ってきました!(4/4/16)


フジコヘミングさんの演奏については賛否両論があります。

ネットで見る限り 彼女への批評ははっきり言って ’賛” より 

圧倒的に ”否” のほうが多いように感じます。


私も 十数年前 カーネーギーホールの初ny リサイタルを聞いたときは

期待していただけに ???って思ったのが 本音です。



今回は 小さいホールであり、 チケットも関係者である

友人がくれたため、予定はしてなかったのですが、

急遽 行ってきました。



結論から言うと、大変 魅了されました。

細かいところで?というところはありましたが、

なぜか 彼女の演奏に引き込まれてしまいました。


プログラムがこれ





fujikopro.jpg


一曲目は 私の好きな シューベルトの即興曲第三番。

少しミスタッチがあったり、”あ、このフレーズはぶいた?!”っていうの

はありました。 が、 

彼女の演奏ってなんていうんでしょう、胸に ’ぐっ” ときたんです。

心に響きました。 美しいと思いました。



彼女の演奏の特徴って、メロディラインがはっきりしていて、

歌うのが上手いって思いました。音もすごく響くのです。



私の席からは はっきりと彼女の弾いてる手がみえたのですが

アクセントをつけたい音やメロディで響かせたい音など

手首をぐっと下にさげるようにして弾いてらした。



モーツアルトソナタ は 一般の弾き方とは違う
(私の先生から注意されそうな)

弾き方をされてる所もありましたが、全体的なまとまりで

それはそれで美しいのです。

とくに トルコ行進曲は勇ましく、エネルギッシュで 

弾き終われたあと

”わあ〜よかった” ”私も彼女のように 弾きたい” と思えました。 



彼女の18番である ラ カンパネラ は ネットで ”テンポが遅い” 

などという 酷評を目にしましたが、

彼女の歌い方は美しく それはそれで感動しました。


たぶん 若くて、全盛期のころはもっと速く弾かれてたのでしょう。

でも いくら速く完璧に弾いても 心に響かなかったら、 

生演奏を聞きにいく意味がないんじゃない?と思いました。


ショパンの革命も盛り上げ方がよくて、結構 好きでした。



アンコールは ドビッシーの 月の光。

一緒に行った隣に座っている友人が 演奏中 タオルを出して、

目頭を押さえてました。 

演奏のあと 彼女に “泣いたの”って聞いたら

 ”演奏を聞いてたら、いろいろ人生のことを思い出して” 

涙がとまらなかったそう。


私も思いました。 もっと若い頃に 彼女の演奏を聞いていたら、

私もネットで書いてあるような 批判的な意見をもったかもしれません。

でも、年を重ねて、家族をもち、なかなか思い通りにはいかない

子育てや、いろいろなことを経験した今、

(一般的にいうプロのお手本的な演奏ではないかもしれないけど)

彼女のピアノの良さがわかったような気がします。

というか、彼女の その曲に対する思いが ピアノを通して

伝わってくるように思えました。

〜 な〜んて今日はちょっとシリアスムードになってしまいましたね〜(#^.^#)




彼女の演奏スタイルというと ちょっとうつむきかげんで 

全く体を動かすことなく 同じ姿勢で ひたむきに弾く。 


まあるい背中も人生の厚みを感じさせます。

ほとんど目を閉じて弾いたと言うことは、音符と鍵盤が

ぜんぶ頭に入ってるのでしょうね。



あとで知ったのですが、彼女って、84歳なんですって。

それを聞いてまたびっくり。 その年で このプログラムをこなすとは

それだけですごい。 ”プロなんだから” といえば 当たり前のことかも

しれません。  でも一人の人間として、身体、頭も衰える 高齢で

一人ステージにたって、長いプログラムをこなしたフジコさんあっぱれです。




帰宅後 彼女の演奏の余韻に浸りながら思いました。 


私が84歳のとき 果たして、ああやって、ピアノが弾けてるでしょうか?


もちろん 今からどうがんばっても 彼女が弾いたような曲は弾けないでしょうが、


指も動くかな?  暗譜で弾ける曲が一曲でもあるかな?


ピアノを弾けるような健康状態かな? それより、まだこの世にいるかしら?


いろいろ自分の将来のことを少し考えさせられたリサイタルでした。



IMG_2967.jpg

観客の拍手に手を振って答えるフジコさん。かわいい!



最後に ゆうチュブで見つけた 彼女の演奏をシェアします。

イラストなどを書くことでも知られてるフジコさんの絵は

ピアノの演奏と同じく心温まるものばかりです。



エリーゼのために


Posted on 2016/04/07 Thu. 21:19 [edit]

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ツエルニーもやった!ショパンコン3位のケイト・リウ の弾くバッハの美しさに涙する  

『ツエルニーもやりました!』


前回のショパンコンクール で 見事3 位を獲得した ケイト リウちゃんのリサイタルが
あったので行ってきました。(3月13日)

会場は、マンハッタンの、5番街にある とある教会。
セントラルパークを臨んでたたずむ、この重厚な美しい造りの建物の中には
小さいながら音楽ホールがあって、 ステージにはスタインウエイの
フルコンが常設されてます。


ヤングアーテイストシリーズの一環で、若い有望なピアニストに演奏する機会を与える
無料のコンサート。 9月にこのシリーズの予定が組まれた時は、まだショパンコンクールの
前で、彼女も無名のピアニスト。

ショパンコンクールはウエブキャストでちょくちょく見てました。彼女のことは 最初のほうは
あまり気にもとめなかったのですが、確か、第三ラウンドぐらいで スケルツォか ソナタ3番を
弾いたときにその音楽性とエネルギーに圧倒されたことを覚えています。

だから、3位の発表以来、この日をとっても楽しみにして臨んだコンサートでした。


会場に到着して 鍵盤もペダルも見える席を確保。

プログラムは これ↓

Kateliu.jpg

前半は、モーツアルトソナタ k283、それに続いて、ブラームスのバラード4曲。
インターミッションをはさんで、後半は、 ショパンノクターン op62-1
ソナタ3番!



ウエブキャストでみるより、実際はずっと細身のケイトちゃんでしたが、

細い腕と上体から奏でられる音はとってもパワフル。モーツアルトはとっても繊細な音でした。

どれも素晴らしかったのですが、一番心に残ったのは

アンコールに弾いてくれた バッハの プレリュード ロ短調。

単純な旋律なんですが、この上ない美しさでした。

コンクール3位の賞の他、マズルカ賞も獲得した彼女ですが、

マズルカはプログラムには入ってなかったのはちょっと残念。



演奏が終わったあと、司会者と一緒に出て来て、質疑応答がありました。

質問の一つに、ショパンコンクールで3位で彼女の名前が呼ばれたときに、

”え、だれ?”みたいなびっくりした表情をしたのはなぜ?という質問に、


『多分 第一ラウンドで落ちると思ってたし、
ファイナルに残るなんて夢にも思ってませんでした。

だから 両親にも  ”来なくて、いいから。 もし、万が一 ファイナルに進んだら、

           飛行機のチケットとって、ドレスも一緒に持ってきてね” 』

と言ってあったそうです。 なんか可愛いですね。

IMG_2875.jpg


出てくる観客に 挨拶するため、ホールの出口でたたずんでいたケイトちゃんに

サインをもらい、そして、質問もしました。

『テクニックをつけるためには、どんな教材を使ったらいいでしょう?』

と聞くと、ちょっと戸惑ったような顔。

『そうですね〜 ショパンのエチュードかな〜? 私はとっても苦労しました』

『ショパンは難しいですよね。 ショパンの前は?』 

『モシュコフスキーの練習曲もやりましたね』

、、まだ食い下がる私。

『その前は? ツエルニーとかやりましたか?』

はい、ツエルニーもやりました

やった! と心の中で 喜ぶ。 

やはりショパンコン3位をとるようなケイトちゃんでも

ツエルニーから始めたんだ! と 

彼女のような才能のある人と比べるのも非現実的ですが、

今 ツエルニーに苦しめられている私の気休めにはなったかな〜


ショパンコンクールでのケイトちゃんの演奏 ソナタ第三番



アンコールのバッハプレリュード 
ケイトちゃんの演奏は見つからなかったので他の人の演奏ですが
ぜひ、聞いてください美しくて涙がでました!
(生のケイトちゃんの演奏は もっと美しかった)



Posted on 2016/03/22 Tue. 00:47 [edit]

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”オペラを聴きなさい”  


さっきプリンストンから帰ってきたところです。

プリンストンと言えば あの有名大学 プリンストンがある町。

princeton.jpg
夜のプリンストンの街

プリンストンの街はヨーロッパの香りのする古くて重厚な建物が並ぶ
素敵な所。
大学が隣接してるダウンタウンは素敵なお店や、レストランがひしめいてて
歩いてるだけで楽しい ♪

通りには あちこちに バックパックしょって、歩いている学生の姿が。
一見、普通の学生に見えますが、プリンストンに通ってるんですよね。
すごいな。優秀なんだね〜なんて思いながら
車から眺めてました。

プリンストンに遠出したのは 内田光子さんのリサイタルに行くため。
リサイタルが催されるホールは、大学の一角にある。
小さいながらも、内田光子さんをはじめ有名な音楽家
もよく演奏しに来てくれるホールなんです。
5月にはランランがガラで演奏しますっていうポスターも発見!

モーツアルト弾きで有名な内田さん。
彼女が演奏、指揮するモーツアルトのピアノ協奏曲の演奏は何度見た事か。。。
って、YouTubeでですけど。。。
まだ生で聞いた事がなかった
その内田さんのリサイタル。
この日をとっても楽しみにしてました。

プログラムは バーグ、シューベルト、休憩、そして、モーツアルト、シューマンのソナタ。
(詳しくはプログラムの写真を見てくださいね。)

感想は 思ったより、とっても小さな音で弾いてらした。
とっても繊細な まあるくって、やさしい音。

そして、一番印象に残ったのは アンコールで弾かれた 
モーツアルトのk330の第二楽章。

美しい〜〜〜。こんな風に音を出すんだなって。

私が弾いたら、単調にただ音符を並べたような弾き方になってそうなところも
一音一音が意味をもってるような弾き方でした。

演奏も山場を終え、もうすぐ終わるって言うところで

ちょっとパプニング〜!

それは 最後にもう一度 第一テーマに戻るところの直前で起こりました。

ある観客が、”もうおしまいだ”
と思ったらしく、拍手を始めたのです。(o゚□゚)o≪≪≪ワアァァァァァァッ!!

第一テーマに入る前に 目を閉じて、
静寂の余韻を聞いてらした内田さん
ぱっと顔色が変わったかと思うと、客席の方を向き、にらむように
 “シ〜!!” と言って 一喝。 
それは一瞬の出来事でしたが、
はっきり言って、、、、怖かったです。(゚△゚;ノ)ノ

でもそのあと何も無かったかのように 最後まで弾かれた。

演奏が終わった後は、観客の反応が嬉しかったのか、にこにこして
何度もステージに出てこられて、ほっ 💦


mitsukouchida.jpg


IMG_2838.jpg

演奏のあとはサイン会。
わくわくして列に並びました。質問することを復唱しながら。
 
海外生活が長い内田さん

   “日本語わかるかしら”

とか あのパプニングのあとだったので、

 “質問なんかして、怒られるかな〜” なんて考えて とちょっとドキドキ。

私の番がきた。”演奏素晴らしかったです。一つ質問してもいいですか?”

   ”はい、どうぞ”

”私はモーツアルトを勉強してますが、(←偉そう!) 内田さんがモーツアルトを弾く上で
一番気をつけていることは何ですか?”

   ”ありません。” っときっぱり。

え〜 ない!?!? (;゜0゜)ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

答えたくないのかしらと思っていたら、

付け足してくれました

”ないです。でもね、自分の出す音をよく聴く事。それが一番。

そして、オペラを聞くことね。
オペラをいつも聴いてください。”

は〜 内田さんのあの美しいモーツアルトの調べは オペラから来てるのですね。

音楽的に弾くには自分で歌ってみるといいと言いますが、
プロのオペラ歌手のほうが全然いいですよね。

歌えとかオペラを聞けとか言う事はよく聞きますが、こうやって、
実際に素晴らしい演奏をする
プロの方からのアドバイスだと 説得力あります。


また一つ勉強になりました。

今週は ダニール君が弾く プロコフィエフのピアノ協奏曲のコンサートがあります。

楽しみです。


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Posted on 2016/02/21 Sun. 14:50 [edit]

category: コンサート

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