海の向こうで孤独にピアノに励む日常

ピアノ再開! ピアノが大好きな主婦のピアノ日記

たこの手を持つピアニスト!? の演奏をじい〜っと観察する  

前編はこちらです→ダニール前編

いよいよダニールとセルゲイ氏が入場。ダニールは私のすぐ目の前のピアノに座って、
私の席は斜め後ろくらいで 顔は見えませんが 背中と指が見えます。

daniil2.jpg

お辞儀をすまして、椅子におかけになりました。結構ピアノにくっついて座ってるな〜。
斜め後ろから見える手はほっそりして指が細長〜い。いいな〜 
キーシンと同じで指先がたこの吸盤みたいに分厚くなってます。
この吸盤指でぴたっと鍵盤と指を密着させられるのでいろんな音色が出せるのかな?

第二関節から指先までが外側(手の甲側に)に反ってて、
第二関節から指先までが異様に長く感じました。特に親指と小指が異常に長いんです。

今これを書きながら自分の指を見てみましたが、私の手は広げると 
親指は手の甲側に少し反りますが 小指は反らない。 

弾いてるときは 手首 腕も柔らかく、手もいろんな向きにして弾いてる 
たこのように指もくねくねいろんな方向に向いてます。

ひじは 体に近く置いてる事が多いけど、時には外に開いたり、
逆にすごく体に密着させたり。

足は 意外にもきちんと両足を揃えておいでます。

意外だったのは 左の弱音ペダルにも頻繁に足をおいてた。
弱音のところだけとは限らず、弱音じゃないところでも使ってるようでした。

フォルテの和音のところでは お尻を浮せて上体の重みを使って弾いてることもありました。

この曲は連弾だからでしょうか楽譜を見ながらの演奏です。
譜めくりの人がいたのですが、楽譜がいつも閉じそうになって、
半分ぐらいしか見えてないのに 楽譜めくりのひとは直そうとしない!
あれじゃ、楽譜がちゃんと見えてないじゃないと心配しましたが
でもダニール君はそれを気にするようすもなく演奏。
多分ほとんど暗譜してるのでしょうね。

一曲弾いたあと インタビューです。
ババヤン氏ダニールに会ったときの印象とかを聞かれると
手をみて、”この子はショパンを弾く手を持ってる” と思ったそうです。
彼のどこが特別と思ったかとの質問には 
“ずば抜けた鋭く、敏感な耳を持ってる。集中力がすごい、 時間を無駄にしない”

ダニール君への質問で ババヤン氏に教えてもらった事で一番大切なことを一つ挙げる質問には
”spontaneity" 直訳では 自発性 ですが、型にはまらない、自然体でということでしょうか?

2曲目はダニール君が17歳ぐらいのときに作曲した Rachmaniana という曲の演奏
ラフマニノフを意識して作曲したのでしょうか?
アメリカに渡ったばかりで、故郷を思って書いた曲だそうです。
きらきら光るような綺麗な曲でした。

プログラムが終わってプレゼンテーターとダニール君らが退場したあと、
目の前にあるピアノを見にいきました。
彼が座っていたピアノの椅子に座って一枚!
背は私より随分高いのに、椅子が結構高かった。

IMG_2517.jpg

その後サインをしてくれると言う事でロビーでダニール君が出てくるのを待ちます。
日本のツアーから帰ってきたばっかりという彼、だいぶお疲れの様子でしたが、
ニコニコしてファンのサインに応じてました。

daniil3.jpg

私も彼の新しいラフマニノフのCDに(私の名前入り!)でサインしてもらい、
ショパンの舟歌の入っている楽譜にもサインしてもらい、
一緒にツーショットで写真とってもらい、(おばさんと少年の図)
ちょっとおしゃべりもし、、、
日本に行ってたと教えてくれた彼に
とっさに私の口から出てきた言葉は
”Do you like Japan?” 彼 ”いぇす” (が〜ン!)

も〜 こんなときにもっと気のきいた事 言えなかったのかと後悔! 
伝えたい事はいっぱいあったのにな〜
次回話す機会があったら、もっとましなこと聞くぞ〜
でもショパンの舟歌の楽譜にサインをもらうとき、
”あなたの舟歌の演奏が一番好き” といったら
”ありがとう” と少しはにかんで微笑んでくれました。

最後に握手。その手触りが柔らか〜くってしなやかで。。。。
女の私のほうがゴツゴツした手で恥ずかしい〜


ルビンシュタインコンクールで舟歌を弾くダニール君

サインしてもらったショパンの舟歌の楽譜を眺めて幸せな気分。

そしてこういう事がまたピアノを頑張ろうという励みになるんですよね。

今週と来週 ニューヨークフィルと演奏するラフマニノフの
ピアノ協奏曲を聞きに行く予定です。

ダニール君素敵な演奏 私に夢を与えてくれてありがとう〜



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Posted on 2015/11/17 Tue. 16:06 [edit]

category: コンサート

thread: ピアノ - janre: 音楽

tb: --   cm: 4

コメント

No title

前編も合わせて読ませていただきました。
普通のホールでのリサイタルとはまた違った、貴重な経験ができてよかったですね。
ごくごく間近でピアニストののお手々を見られるなんて感激ですね~゚+.゚(´▽`人)゚+.゚
キーシンと同じような指なんですか!これは生まれ持ってのものなのか、訓練でそういう指になっていったのか興味あるところです。
子供の頃から「ショパンを弾く手を持っている」と言われてたのならたぶん前者かな?
柔軟性も訓練で身に付く部分もあるでしょうけどそこまで柔らかいのはある種の特異体質かもしれないですね~(°д°)

サイン会の情景は想像するだけでドキドキしてきました。
楽譜にサインしてもらうのはいいですね!見つめる度にやる気になりますもの!
”Do you like Japan?” いいじゃないですか~ 彼のYESも社交辞令ではなく心からの答えだったでしょう。
ラフマニノフのコンチェルト楽しみですね?2番?3番?
またレポ期待しています。

URL | 私はタワシ #5eVrhZok
2015/11/17 18:44 | edit

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このコメントは管理人のみ閲覧できます

 |  #
2015/11/18 00:43 | edit

タワシさんへ

> 前編も合わせて読ませていただきました。

タワシさん さかのぼって読んで頂いてありがとうございます。

> 普通のホールでのリサイタルとはまた違った、貴重な経験ができてよかったですね。

そうなんですよ。売り切れでもどうしても行きたかったのは間近で演奏を見れるからなんです。

> ごくごく間近でピアニストののお手々を見られるなんて感激ですね~゚+.゚(´▽`人)゚+.゚

はい、どきどきしましたよ〜 

> キーシンと同じような指なんですか!これは生まれ持ってのものなのか、訓練でそういう指になっていったのか興味あるところです。
これは両方だと思います。指が長くて、柔軟なのは生まれつきでしょうけど、指先が厚くなって、
ぴったり鍵盤に吸い付くような感じは長年ピアノを弾いててそうなったんじゃないかと
思いますが。

> サイン会の情景は想像するだけでドキドキしてきました。
> 楽譜にサインしてもらうのはいいですね!見つめる度にやる気になりますもの!

ショパンの舟歌は私の夢の曲なので、サインをしてもらって、いつかこの曲を弾ける日を
目指して、頑張ろうという気になれます。

> ”Do you like Japan?” いいじゃないですか~ 彼のYESも社交辞令ではなく心からの答えだったでしょう。
> ラフマニノフのコンチェルト楽しみですね?2番?3番?
> またレポ期待しています。

ほんとアホな質問をしてしまいました💦 コンチェルトは3番と4番です。
また報告しますね。

URL | ここまふぃん #-
2015/11/18 15:53 | edit

鍵コメさんへ


はじめまして。初コメありがとうございます。

おっしゃるとおり彼のピアノの音は深くて、すんでいて、
ダイナミックで繊細でと、とっても音色が豊かなんですよね。
倍音のおかげなんですね。
重力奏法だと椅子を高くするのですね。知りませんでした。
また重力奏法について教えてくださいね。

私の指もぶかっこうで固いので 彼のような長くてしなやかな指が羨ましいです。

リンクも履歴も残っていなかったので、お名前からしてあのブログの方かな〜んて
想像してますが、よかったらブログのリンクを教えていただけたらお邪魔します!

また遊びにいらしてくださいね〜

URL | ここまふぃん #-
2015/11/18 16:03 | edit

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